今日の悠暮れ ~こころの帰り道~

心の相談員なのにウツになった私、悠(ゆう)が、人生の迷子を脱するため、道しるべを探していきます

コミュ障は、治さない、治らない、治させない(後編)

こんにちは! 悠(ゆう)です。

 

今日は、昨日に引き続き、図書館放浪記の後半部分を書きます。

ちなみに、私が小さい頃、父は、TVアニメ「名探偵コナン」の予告編で、次回が1話完結でないと知ると舌打ちしていました。

きっと、この記事を読んでくださっているあなたは、舌でリズムを刻み、気づいたらボイス・パーカッションの名手となっていることでしょう。

 

さて、持ち帰った家族の分の図書ですが、ネットで別の図書館の所在地を検索し、2番目に近いところで返すことにしました。

そこへは過去に数回 行ったことがあるので、さすがに迷わないだろうと思っていましたが、さすが私でしたw

それでも何とかたどり着いたのですが、なんと改修工事のため閉館していました。

ただし、建物には工事用の覆いがかかっていたので、Googleマップを駆使しても苦戦した自分への慰めにはなりました。

 

そうこうしているうちに辺りは暗くなっていました。

開館時間もあるので、24時間対応の自動返却機を備えている、最新の図書館を目指すことにしました。

ちと遠いですが、この際、仕方がありません。

途中でお腹がすくだろうと、安いスーパーで2割引きのシュークリームを買い、愛車シティ・サイクルを走らせました。

 

すると、道中に気になる建物がふと目に入ってきました。

 「これは、図書館か? もしそうならギリギリ閉館時間前だ!」

 「でも、さっきネットで調べたし、無駄足になるのでは?」

 「いや、そうだとしてもロスは小さい、試す価値はある!」

そして私は、賭けに勝ちました。

 

無事に家族の本を返せたのですが、そもそも最初の図書館で済ませてしまえば早かったですよね。

なので、自分は本当に人見知りで情けないなぁ、と思いました。

しかし、ここ最近の学習の成果が出たのか、そんな自分がいとおしい、という気持ちが湧いてきました。

これは、世に言う俗に言う、「ありのままの自分を受け入れる」ことなのでしょう。

よっしゃー!

 

今はコミュ力偏重の時代ですが、人づきあいが苦手な部分も、ある程度のレベルまで改善したら、大切にしてあげた方が良いようです。

シリコンバレーにお勤めの方々も、精神疾患のボーダーをさまよいながらも個性に転換し、とても高度なお仕事をしているそうです。

 

病気と違って治らないから障害。

でも、障害は社会が勝手にマイナスと決めた個性です。

だから、自分の変えられないことを大切にし、そこだけは誰にも侵害させてはいけない、と思えました。

 

悠 拝